「ほっ」と。キャンペーン
2016 フランス撮影紀行【その3】
ちょっと間が空いてしまいましたが、フランス紀行のつづきです。
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【フランス2日目・2016年6月10日】

フランス到着翌日の朝。
ルーアンのホテルで綺麗な朝焼けを迎えました。

「おー! この朝焼けで列車を撮るぞー」と、朝食前に朝練することにしました。

車を北に走らせること40分。目指すはルーアン郊外のミルヴィルの煉瓦橋
1年前に列車に乗って通った時に、チェックしていた場所でした。
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しかし、到着すると見事なドン曇りです、、、(泣
気を取り直して撮影開始です。

煉瓦橋と地平路線がクロスする近くに駐車スペースがあったんで、ここにBクラス君を停めます。

2時間ほど粘って、なんとか1枚だけ、日が差した瞬間に撮れました。
あと1時間早く出ていれば、あのホテルで見たような感動的な朝焼けのカットが撮れたかもしれませんが、アフター・フェスティバル。あとの祭り。フランス語で言えばアプレ・フェスティバル?!
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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

気を取り直して、ホテルで朝食です。
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と、いきなりの日本食。
実は最近海外に行く時は、賞味期限が迫った非常食を持参するのがデフォになってます。
これなら、海外でも簡単に作れるし、海外なので日本で食べるより多少有り難く食べれます?

朝食後、再びミルヴィルに向かいます。

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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

橋の廻りは牧草地ですが、このように綺麗に芝生が整備されたサッカー公園がありました。
煉瓦橋をゆく列車を眺めながらサッカーが楽しめるなんて幸せです。
僕も、この近くに生まれていれば、少しは上達したかな、とか。

休日にもなれば、ボールを蹴って遊ぶ子供達と絡めて撮れたことでしょう。
残念ながら今日は平日。

しかし、橋が巨大すぎます。
近づきすぎると列車が見えにくくなるし、遠くからだと意外と障害物が多くて見通せません。

そうこうしているうちに、早くもお昼です。
腹が減っては戦はできぬ。

近くの小さなコミューンに美味しそうなパン屋さんを見つけました。
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チーズとトマトがたくさん盛られたパンと、キッシュ・ロレーヌをいただくことにします。
田舎のパン屋さんなんで物価の高いフランスにしては安めで、ジュース込みで5ユーロ(約600円)ほどでした。

温めてほしかったのですが、何と行っていいのか分からず。
その時、大学の第二外国語でフランス語やってた時の一文が頭を過ぎりました。

"Il fait très chaud aujourd'hui."(今日はとても暑いですね。)

そうだ、hotはchaudだ!
ということで

"Chaud, S'il vous plaît!"(温め、お願いします!)

と適当に言ってみたら、通じました。
大学の第二外国語もたまには役立つものです。

1つ、1つ、アルミ箔に包んで温めてくれました。
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再び、このサッカー公園に戻って頂くことにしました。
周辺に民家はちらほらあるものの、たまに車が通る程度でほとんど人をみかけません。
フランスが日本の1/3の人口密度というのも頷けます。

午前中のロケハンで何とか、橋を見渡せる場所を探し当てました。

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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

狙いは、引退迫るフランス国鉄のゲンコツ機関車ことBB15000型のTEE色(日本で例えれば国鉄色)だったのですが、来る機関車どれもMultiService色という更新色でして、以前よりも確実に棲息数を減らしているようでした。
ストの影響で列車本数が減っていたのも痛手だったかも。

次の移動までもうちょっと粘ろうと思っていた矢先、
さっきから不穏な動きをしていた牧牛たちが僕に向かって突進開始してきました。
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「あっち行け!」
と言っても全く通じません。
そうか、フランスの牛はフランス語で叫ばなきゃ、ということでGoogle先生の助けを借ります。

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「ラバ、イルヴァ!」
「ラバ、イルヴァ!」
全く効果なし。ぐんぐん近づいてきます。

金網、乗り越えてきたらどうしよう?
こんなところで、「牛にやられました!」なんて病院に駆け込みたくないなぁ。
なんて本気で考えていたら、金網の手前でピタリと止まってくれました。

恐らく、通じた(?)ようです。

今日は、パン屋さんでも、ノルマンディーの牛さんたちともフランス語でコミュニケートできた、よい日でした。

空の雲も徐々に厚みを増してきたので、そろそろ明日の撮影地に向けて移動することにしましょう。

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これから300km近い長い道のりの運転です。

途中のル・アーブルでは、島根のべた踏み坂真っ青の橋を渡ります。
ここはセーヌ川の河口で大型船の航行の邪魔にならないように、こんな橋をこしらえたようです。
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iphoneで撮ったので望遠圧縮効果がなく、いまいち分かりにくですが、凄い坂道でした。

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今回のレンタカーはクルーズコントロールがつき。
長距離のドライブもストレスなく運転できました。
(つづく)

# by feel-railside | 2016-08-05 11:52 | 海外 | Comments(0)
2016 フランス撮影紀行【その2】
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ナルボンヌ近郊をゆく、ニース発ボルドー行アンテルシテ(BB7200形牽引・旧Corail Téoz編成)


冷や汗かきながらの運転で、何とか空港を脱出して大型ショッピングモールに来ました。
一番の目的はプリペイドSIMの購入です。

車での移動ばかりなので、Goole Mapでの地図の表示や列車の運行情報は、気軽にどこでもリアルタイムで手に入れたい。
街中なら公衆WiFiが期待できますが、田舎の線路端ではそれは皆無。
海外ローミングはバカ高いし、レンタルルーターも1日のデータ量の上限があってイマイチ。
結局、現地でのプリペイドSIMが一番安いのですが、最大の難関はショップでのやり取り。
英語の通じない店員さんも多く、また日本のショップ同様1時間近く待たされることもザラ。

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Aeroville内にあるFreeのショップ


さて、今回購入しようとするSIMはFreeという新興勢力(いわゆるMVNO業者)のキャリア。
これまで、フランスの旅行では大手のOrangeやSFRのSIMを購入してきました。
今回Freeにした理由は、店内にプリペイドSIMの自動販売機があるという情報をキャッチしたからです。
これなら、言葉で苦労する店員さんとのやり取りや、長い待ち時間からも解放されます。
ちょうど空港近隣のこのモールにショップがあることが分かったので、ここで買う事にしました。

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店内に入ると早速ありました!
3分で買えるなんて、カップラーメン並みの早さです。
画面は残念ながらフランス語のみですが、容量や利用期間、SIMのサイズを「Oui(はい)」、「Non(いいえ)」とかで進んでいく感じなんで、何とかなります。
最後に住所を入れる項目がありますが、これは適当に今日泊まるホテルの住所を入れればOKでした。
決済はクレジットカードのみでしたが、日本のカードでも大丈夫でした。(恐らくICチップ内蔵のVISAやMasterならOKのようです。)
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1ヶ月、なんと50GB使い放題でなんと30ユーロ(約3600円)!
1日の上限設定もナシ!

OrangeやSFRが2GBで30ユーロ近くするんで、その格安ぶりは半端ないです。
こんな破格の値段で大丈夫なんだろうかと思いましたが、回線は最大手のOrangeをローミングで使っているとの事。
早速持参したSIMフリーのiPadに挿し込んで試してみました。
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LTE回線も掴み、ダウンロードもサクサクです。
とりあえず、ネット環境は整って一安心。

あとはスーパーで、運転中の水分補給用に大量のVolvicのペッドボトルと、ミシュランの道路地図、そしてバゲットを買えば準備万端。
では今宵の宿、ルーアンに向けてスタートです。
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運転も慣れてきて、ようやく快調と言いたかったところでしたが、20分も走らないうちに、サン・ドニで早くも渋滞に巻き込まれました。都心から離れているとはいえ、ここはパリ近郊圏。
パリの外周を囲む環状道路は終日渋滞する場所ですが、夕方の帰宅ラッシュがそれに拍車をかけています。
ただこの辺りは、パリ周辺でも最も治安の悪い地区。
渋滞中の車に、窓を叩いて物売りが来ました。それくらいならいいほうで、ガラスを割って強盗を働く事件も起きているようで、外務省からも注意喚起が出ていたくらいです。

フランス:シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内に向かう高速道路上等での強盗被害に対する注意喚起

何も起こらないことを祈りつつ、停車中に窓からスタッド・ドゥ・フランスが見えたのでスマホでパチリ。
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いよいよ、明日からEURO開幕。その開会式とフランスチームの初戦が行われ、一ヶ月間フランスはEURO一色になることでしょう。

結局、サン・ドニの通過に1時間半近くかかり、宿のレストランの時間には間に合いそうにありません。
仕方なく、途中のオートルート上のサービスエリアで、レンジでチンのパスタとつぶつぶオレンジジュースで済ますことにしました。
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でも、これ以外と美味しいんで、フランス来る度にカルフールとかで見かけると買ってます。

その後も疲れからか、インターの降り口やラウンドアバウトの出口を間違えたりと、結局、空港から3時間半近くかけてルーアンの宿に到着しました。
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レストランでビールだけ買って部屋に持ち込み一気に飲み干してしまったのは、言うまでもありません。
フランスでの時計の針は22時ですが、日本時間では朝5時まで起きてたことになります。
長い長い1日でした。

明日は早朝からいよいよ撮影開始。
次回からはようやく撮影紀行らしくなると思います。

(つづく)

# by feel-railside | 2016-07-13 01:07 | 海外 | Comments(0)
2016 フランス撮影紀行【その1】

久しぶりの投稿で失礼します。

今年も6月に10日ほどフランスを撮影で廻ってきました。
昨年に続いてのフランスでしたが、今回は取材なしの完全プライベート撮影。
前回の訪問で、次々と撮りたい場所が出てきて2年連続となりました。

ところがタイミング悪く、パリは洪水、国鉄やガソリンはストで大混乱、そしてEURO開催によるテロ警報のトリプルパンチ。
ギリギリまで行くのを迷っていましたが、フランス在住の知人などから情報を得て、報道ほど実際は混乱は少ないとのことで、予定どおり決行することにしました。
現地の宿も初日しか予約していなかったので、最悪フランスがダメならベルギーやオランダ、スイスやドイツに行ったらいいや、と。

ブログの撮影紀行も、毎年尻切れで終わってるので、いつまで続けられるか分かりませんが(笑)、撮影記だけでなく、質問のあった向こうでの運転や宿泊事情、モバイル環境なども取り上げたいと思います。

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トゥールーズ近郊の麦畑の中をゆくTGVDuplex編成


■2016年6月9日
東京羽田10:35発パリ・シャルルドゴール行、JL045便で一路パリへ。
機内は、やはり上述の事情でガラガラ。窓側3列が貸切でした。
ただ機材変更でWiFi非対応の機材に、、、。色々と現地の情報などの調べ物をしようと思ってましたが、予定が狂ってしまいました。
定刻より30分も早く到着。レンタカーの時間まで1時間半近く空いたので、先にレンタカー事務所で荷物だけ預かって貰いました。

空港駅の様子を見に行くと、案の定ストの影響か大混乱。空港を発着するTGVは辛うじて、そこそこ動いているようでしたが、市内へのRER・B線はほとんどストップしている模様。
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ディスプレイもブルーバック。


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自動券売機も発券中止。全くやる気がありません。


申し訳程度に開いた一つの窓口に長い行列ができていました。
とりあえず明日同じ便でフランス入りされる某Sさんに、状況の報告だけしておきました。

空港の売店でEUROのTシャツを買ったりして時間を潰して、再びレンタカー事務所へ。
荷物もトランクに既に入れてくれたらしく、フランスのAVIS、なかなかサービスがいいじゃありませんか。しかし書類を確認していると、当初借りる予定だった車種「プジョー308」の文字がありません。
替わりに「TOYOTA Yaris」の文字がっっ!
Yarisとは、ヴィッツ(Vitz)の海外ブランド名ですが、何でフランスまで来てヴィッツ?
「フランス走るんだったら、フランス車がいい。しかもグレード落ちてるし!」
と主張します。(←フランスを含め海外では納得いかない場合は自己主張は大事です。)
すると、
「あくまで車種名は例だから。ここにはプジョーはない。どうしても乗りたいんだったら、第1ターミナルの事務所で相談してくれ」
とのこと。
ただ、さすがにプジョー308の価格でYarisでは、レンタカー屋さんもマズいと思ってくれたのか、替わりに1グレード上のメルセデスのBクラスを価格据え置きで提案してくれました。
「これが私達にできる最大の誠意だ」
と言ってくれたし、この日はこれから宿のルーアンまで200km近く走らねばならず、もうこれ以上時間かけるのも面倒だったので、ここで妥協しました。

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かくして、フランス11日間のドライブ、ドイツ車で廻ることとなりました。

海外で車を借りて最初の1時間ほどは、いつも緊張で冷や冷や。
ハンドルと通行も逆なのに、いきなり空港内の複雑な道路。
特に、シャルル・ドゴール空港の車道は3階立てで、ぐるぐるループしながら車線変更しなければいけないので、自分がどこを走っているのか分からなくなります。まあ、間違ったらもう1回廻ったらいいんですが(笑)

何とか空港を脱出して、まずは、空港から10分の場所にあるAeroVilleというショッピングセンターに入りました。
ここで道中に必要な物資を調達します。
(つづく)



# by feel-railside | 2016-07-11 15:04 | 海外 | Comments(0)
しっとり四国
この春の桜撮影は四国でスタートしました。
しかし、天気は雨、雨、雨。
1週間ほど滞在しましたが、晴れたのは2日でしたが、それも午前中だけでしたから、実質0.5×2=1日。
7打数1安打、.143と散々な打率。湿っぽい写真の量産になりましたが、その中から何枚かチョイスしてみました。
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JR予讃線・伊予大洲〜西大洲

大洲は盆地地形で霧の発生しやすいところ。運が良ければ「肱川あらし」と呼ばれる川霧も発生するのですが、この日の朝は気温も高め。霧は山の上のほうだけで留まりました。
それでも水墨画のような風景の中を撮れて、朝4時に早起きした甲斐がちょっとは報われたかな?

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JR予讃線・伊予上灘〜下灘

この撮影行で唯一といっていい会心ショット。
この後、狙いの「伊予灘ものがたり」号を狙いに場所移動するのですが、何やら南からはもくもくと雲が押し寄せてきます。

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JR予讃線・下灘〜串

本来なら、もうちょとカメラを左上に振って、青い伊予灘と桜を入れて撮る予定でしたが、空は真っ白け(*_*)
仕方なく海はカットして、桜と列車メインの写真になってしまいました。

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JR予讃線・下灘〜串

どうせ曇ってるんで、反対向きのショットを。
急曲線と軒先を掠めるように走る海線らしい雰囲気が撮れました。

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JR予土線・西ケ方〜真土

海も灰色になってきたので、山に分け入り予土線へ。大好きな「新幹線ホビートレイン」を狙うことにしました。
予土線といえば、清流・四万十川を絡めた写真が多いのですが、愛媛県内の里山の中を走る雰囲気もオツなものです。

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JR予土線・北宇和島〜務田(2014年4月撮影分)

北宇和島から務田にかけては峠道で連続25パーミリの勾配を、自転車並の「新幹線らしからぬ」スピードで走る区間です。2年前のデビュー時にも一度この区間で撮ったのですが、ほかにも撮影場所がないか、みかん山を行ったり来たりしながらロケハンです。

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JR予土線・北宇和島〜務田

ちょっと線路際の木々がうるさいですが、桜の中をゆく新幹線を捉えることができました。
桜もいいですが、それよりも新緑が似合う場所のようです。

雨に祟られて、あまりストックにできる写真は撮れませんでした。
それでも色々とロケハンするうちに新緑や夏に撮りたい場所を沢山見つけることができ、それなりに有意義な撮影行となりました。
今回は愛媛県内だけの写真の紹介となりましたが、また他の3県の写真も機会があればこのブログでお見せできたらと思います。

# by feel-railside | 2016-04-14 06:56 | 鉄道と四季 | Comments(0)
えち鉄・福鉄 相互乗り入れと「ki-bo」デビュー
このところ、ブログの内容が「さよなら」や「惜別」とか寂しいトピックが多かったので、久しぶりに明るい話題を。

今日(2016年3月27日)に、福井県内の二つの私鉄、えちぜん鉄道と福井鉄道が、相互乗り入れを開始しました。
詳細について本文では省きますが、以下のリンクが分かりやすいと思います。

えちぜん鉄道と福井鉄道乗り入れ 全国初の試み、3月27日運行開始

これまでは両社の路線は田原町駅で、駅を共有し乗り換えは出来ましたが、線路は繋がっておらず徒歩での連絡、そして待ち時間も必要でした。田原町駅周辺は文教地区で学生の利用が多いものの、境界駅である田原町からお互い一つ先の駅に大学や中学・高校があったりして、乗り換えの手間や時間のロスで学生は不便を強いられていました。

ただ、車両の仕様(福鉄は低床の路面電車、えち鉄はホームが必要な通常の鉄道車両)も異なり、お互いのホームの高さも違う為、線路を繋げれば「はい」解決という訳ではありませんでした。

そこでえち鉄側が福鉄の仕様に合わせる形で
・えち鉄が路面電車仕様の低床電車を導入する
・えち鉄側の乗り入れ区間の駅のホームを、低床車用に改修する
ことが決まり、晴れて今日の日を迎えた訳です。

そのえち鉄側の低床車(LRV)が今回紹介する「ki-bo(キーボ)」で、今日の乗り入れに合わせてデビューしました。
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田原町駅(写真はすべて2016.3.27撮影)

この愛くるしい顔と、ネーミングでたちまち子供達にも大人にも大人気。


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福井鉄道福武線・田原町〜仁愛女子高校前

3年前、福鉄で先にデビュー「Fukuram(フクラム)」は鋭い目つきの顔でしたが、「ki-bo」は柔和で癒し系の顔ですね。
ちなみに↓がその鋭い目つきのヒトで、昨日(2016.3.26)デビューした黄緑色の第3編成です。
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福井鉄道福武線・市役所前〜足羽山公園口


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福井鉄道福武線・市役所前

併用軌道区間を走る「ki-bo」。
二つの異なる鉄道事業者が路面電車区間を挟んで、相互に乗り入れるのは日本初のことです。
なおこの写真の上方で左に分岐しているのがいわゆる「ヒゲ線」と呼ばれる支線で、こちらも今日付で延伸して駅前広場まで乗り入れるようになりました。


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福井鉄道福武線・三十八社〜鳥羽中

福井鉄道側も、商工会議所前以南は鉄道線となり、鯖江市内に入ると長閑な田園地帯を走ります。
車列の波に揉まれながら走る路面電車区間とのギャップが面白いですね。
ちょうど菜の花が咲き乱れており、黄色X黄色でいい感じで撮れました。


今日は駅にいた社員さんもヘトヘトで、
「学校の新学期が始まるまで、私たちも慣れないと!」
と仰ってました。


福井に桜が咲く頃には、入学式と新学期を迎えるようです。
学生の希望(「ki-bo」)を膨ら(「Fukuram」)ませてくれる電車になってほしいですね。

# by feel-railside | 2016-03-27 23:58 | 路面電車・LRT | Comments(0)
さようなら「カシオペア」
今日(2016/3/21)をもって「カシオペア」が廃止されてしまいました。
自分の中では、九州行きの夜行列車が消滅した時点で、ある程度の区切りはついているものの、やはり寂しいものです。
「カシオペア」は縁のない列車で、結局廃止まで外から眺める(撮る)だけになってしまいました。
そんな外から眺めた「カシオペア」の中から3つほどピックアップしてみます。
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2010/5/29 室蘭本線・長和〜有珠

ちょうどこれを撮った頃は、札幌に二ヶ月ほど住み込みで仕事をしていた時期で、週末にもなれば道内各地に撮影に出かける夢のような生活でした。
毎週末、天候を睨みながらベストな時期に訪問することができ、いい思い出になりました。

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2015/5/22 東北本線・矢吹〜鏡石
夜行列車の楽しみといえば、やはり食堂車。いつものようにディナータイムに流し撮りのシルエットを何度か試みましたが、窓のヌケの悪いE26系客車は殊更苦労しました。

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2011/6/19 東北本線・日和田〜五百川

震災のボランティアに通っていた頃の帰りに撮った思い出深い写真です。茜色に染まった空を反射するシルバーの車体を思い描きましたが、結構屋根が汚れていて狙いの半分ほどの出来になってしまいました。
写真の出来はともかく、どういうことか、この頃はやたらと空の焼ける色が鮮やかだった記憶が蘇ります。なんとも皮肉なことです。

国内では電車寝台の「サンライズ瀬戸・出雲」は残っているものの、車内で食事を楽しみながら目的地まで寝て行ける列車は消滅してしまいました。しばらくは、海外の夜行列車を楽しむしかないようです。


# by feel-railside | 2016-03-22 00:14 | 夜行列車 | Comments(0)
「DEF写真展『水物語』」開催中です
毎年恒例のグループ展、「DEF写真展」が昨日から始まりました。
告知のほうが遅くなってすみません!

今回のお題は「水物語」。各メンバー工夫を凝らした、一味違う鉄道写真をご覧頂けたらと思います。
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期間:2月18日(木)〜23日(火)
時間:12:00〜19:00 ※23日は16:00まで
場所:高円寺 ギャルリー・ジュイエ (←リンクをクリックすると地図が出ます)

大鶴の在廊日は 2/18(木)全日
       2/20(土)全日
2/21(日)17:00〜

その他各メンバーの在廊は下記の通りです。
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また、会場の一角でポストカードの販売もしておりますので、宜しくお願いします。
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# by feel-railside | 2016-02-19 09:34 | 案内 | Comments(0)
惜別 浜寺公園駅
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つい先日、南海本線の浜寺公園駅が、高架化のために現駅舎での営業を終了した。
数ある国内の洋風駅舎の中でも、特にお気に入りの駅で何度も訪れていた。
この時も、当時連載していた某誌の「木造駅舎の旅 関西編」の下取材で訪れたのだが、残念ながらお蔵入りになってしまった。


東京駅の設計でも有名な辰野金吾と、片岡安による設計。
明治40(1907)年に建てられて以来、109年もの永きに渡って行き交う電車と乗客を見守ってきた。


建築様式はハーフティンバーと呼ばれ、梁や柱、筋違いを敢えて隠さずに装飾として見せる。
ドイツや北欧でよく見られる建築様式だ。
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写真はフランス・ストラスブールにあるハーフティンバー様式(フランス語ではコロンバージュ)の建築群。


駅名の名が示すとおり浜寺の海浜公園への玄関口で、かつては多くの海水浴客を出迎えた。
残念ながら、現在は砂浜は埋め立てられて、青い松林だけが当時の面影を伝える。

メリハリある色使いをするヨーロッパと違い、浜寺公園駅のそれは淡い色彩の組み合わせが特徴的だ。
ここからは自分の想像でしかないが、薄い水色は浜寺海岸からの海、白漆喰は白砂の浜をイメージしていたのかもしれない。

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ファザードの柱も女性的な曲線美が印象的。



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現代的なサインも駅舎の中に自然と溶け込んでいた。



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ホームにある待合室もまたハーフティンバー様式である。



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木の温もりが感じられる待合室内。中に入ると、なぜか外と違った時間が流れているような気がした。


駅舎(駅本屋)自体は保存が決定され、高架化完成後も新しい駅の正面に移築される。
しかし、このホームにある待合室は残念ながら解体される。


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浜寺公園駅から北に一駅進んだ、諏訪ノ森駅。


浜寺公園ほどの派手さはないが、ここも小粋で好きな駅のひとつだ。

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この駅の見どころは、ステンドグラス。


青松白砂の浜と、遠くに淡路島を望む。かつて見られた浜寺公園からの眺めだ。
諏訪ノ森駅も高架化によって駅の存廃が俎上に上がっていたが、こちらもめでたく保存が決まった。

(おわり)




# by feel-railside | 2016-01-29 17:49 | 駅舎の旅 | Comments(0)
二つの写真展
ブログのほうではご無沙汰しております。久方ぶりの投稿ながら、告知で申し訳ありません。

さて、12月に二つの写真展を実施します。
一つ目は京都で、二つ目は東京の表参道です。


まずは京都から。
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実は今回の写真展、大学のイベントの一環でやります。
大学時代のゼミの先生から、卒業した学部の50周年祭に合わせて写真展をしてみないか、と提案を頂きまして、そのままノリでやることにしました。
海外のトラムと京都の嵐電の写真を展示します。
ただ、イベント内の出展ということで2日間のみの開催で大変申し訳ありません。
もし、日程が合うようでしたら是非足を運んで頂けたらと思います。

ちょうど京都の街中の紅葉も見頃。
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もちろん嵐電沿線でもこんな紅葉が見られると思います。
嵐電の撮影がてらにいかがでしょう?
嵐電なら北野線・等持院道駅から徒歩で清心門を目指すと便利です。

◼︎立命館大学 産業社会学部50周年記念イベント
「人と街と電車と」写真展
期間  2015年12月5日(土)〜6日(日)
時間  5日…12:30〜17:00 6日…10:00〜15:00
場所  立命館大学・衣笠キャンパス内特設会場(キャンパス内での詳細な場所は決定しておりません。わかり次第告知します。)
    京都市北区等持院北町56-1 ※Google Mapにリンク


もう一つは、東京の表参道でのグループ展です。
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こちらは3回目となるグループ展ですが、今回初めて参加させて頂くことになりました。
プロ・アマ合わせた実力ある写真家ばかりです。
会期中は極力在廊したいと思いますが、撮影の都合等もありますので、FacebookやTwitterでご確認ください。

表参道はちょうどイルミネーションが綺麗に灯る頃。
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表参道のイルミネーションの中を快走する「ハチ公バス」も撮れますよ(笑)


◼︎写真展「鉄展3」
期間  2015年12月16日(水)〜21日(月)
時間  12:00〜20:00(最終日は18:00で終了)
場所  Space Jing ※オフォシャルにリンク
    東京都渋谷区神宮前5-45-5 中澤ビルB1F ※Google Mapにリンク
出品者一覧(五十音順/敬称略)  伊藤 純一 遠藤 真人 大鶴 倫宣 岡田 竜史 織戸 勝彦 加瀬 まゆ美

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横山 崇 米山 真人


では、またみなさんと会場でお会いできる時を楽しみにしております。


# by feel-railside | 2015-11-18 22:13 | 案内 | Comments(0)
フランス紀行2015【その4】リールにトラム保存鉄道を求めて
忘れた頃にやってくるフランス紀行。
今回はフランス北部の町、ベルギーとの国境にも近いリールに向かいます。

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出発はパリ北駅(Gare du Nord)。
歴史ではパリ・サン=ラザール駅に劣りますが、駅舎の規模、荘厳さではパリのターミナルの中でもナンバーワン。

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パリ北駅で好きな風景が、この荘厳な(!)パタパタ。
フランス国鉄(SNCF)の駅では、列車の発着案内は液晶モニター化が進んでおり、もちろんパリ北駅にも設置されていますが、このように古い装置もちゃんと残されています。
古めかしい駅の雰囲気ともマッチしています。

だだ一文字ごとにパタパタする為、全体の表示が切り替わるのにすんごく時間がかかります。
というか、常にどこかがパタパタしている状態です。
ロンドン行きのユーロスターやブリュッセル、アムステルダム、エッセン行きのタリスなどが表示され、ひときわ国際色豊かで旅情を掻き立ててくれるパタパタです。

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駅で見つけたヘンなモノ。
どうやら待ち時間を解消する為の新手のアイテムのよう。運動不足解消しながらスマホが充電できるという一石三鳥的な発想。
僕も使いたかったんですが、彼女たちどいてくれませんでした。

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さあ、そろそろリール=ユーロップ経由のダンケルク行きのTGVが発車時間が迫ってきました。
TGVはリニューアルする度に残念な塗装になります。

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パリからリールまで250kmをほぼ1時間で結びます。パリ近郊では在来線を走ることを加味するとLGV区間ではほぼ300km/hのトップスピードで走行します。
今回はスポンサーからユーレイル・グローバルパスを提供して貰ってたので基本乗り放題なのですが、TGVと一部のInterciteだけは事前指定が必要で、その都度9〜18ユーロ徴収されます。
ここらへんが事前指定の要らないドイツのICEと比べるとTGVのイマイチ使い勝手が悪いところです。

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翌日、残念ながらリールは1日雨模様。

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まずは、ホテル近くのリール=フランドル駅をパシャリ。
そしてリールにはもう一つターミナルがあります。
ここと、昨晩降りたリール=ユーロップ駅。
前者が昔ながらの行き止まりの頭端ホームが並ぶ駅。駅舎も趣きがあり、歴史はあるもののローカル列車が主体に成り下がっています(リール止まりの一部のTGVも発着)。
後者はTGVの延伸とともに開業した近代的な駅で、ここでイギリス、ベネルクス3国に分かれる結節点となっており、まさにヨーロッパの鉄道の要衝。TGVやユーロスター、タリスがひっきりなしに発着しています。
ただ両者の距離は500mほど。間には巨大なショッピングモールがあり、徒歩での連絡が可能です。

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そして、そのリール=フランドル駅の地下からトラムが運転されています。
ここリールのトラムの開業は1909年。実に100年以上運行され続けています。
今でこそ、フランスはトラム天国、百花繚乱の様相ですが、一時期モータリゼーションの発達でフランスのトラムは瀕死の状態にありました。その中でも生き残って営業続けているのが、ここリールと、マルセイユ、サン=テティエンヌの3都市だけなんです。
それ以外の現在走っている都市は、一旦は廃止されて復活したか、新設された都市です。

その意味では歴史あるリールのトラムですが、90年代半ばに近代化されて、それまでの主力だったデュワーグカーは駆逐さてしまいます。替わりに、イタリア・ブレダ社(後のアンサンドル・ブレダ社。今年、日立製作所が買収したフィンメニカ社の傘下企業)の低床車が導入されました。

が、このクルマ、イタリア製の割にはカッコイイとかオシャレというよりブルドッグのよな無骨なデザインで、個人的にはあまり好きではありません。
運転台の後ろに殆どの制御機器を載っけてるんで前面展望が出来ないのも大きなマイナス。
ただ乗ってみると、やたらと加減速が良く、昔の大阪市交の地下鉄20系のような甲高いVVVF音をキュンキュン鳴らして、懐かしい雰囲気には浸れますが(笑)
とはいえ、好き嫌いで撮らない訳にもいかず一通り乗って、曇天でも綺麗に撮れそうな場所をロケハンしながら、なんとか撮影を済ませました。


さて、前置きが長くなりましたが、午後からは楽しみにしているトラムの保存鉄道を訪問します。
保存鉄道と言えば、蒸気機関車を思い浮かべることが多いかもしれませんが、欧米では少なからず路面電車を動態保存しています。ちなみにフランスで路面電車の保存鉄道を運行しているのはリールだけで、AMITRAM (←運転日やダイヤもこちらのリンクから確認可能)というボランティア団体が運営しています。ただ郊外のMarquette地区という住宅地の中にあり、決して行きやすい場所にはありません。

とりあえずは腹ごしらえ。
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フランス全土に展開するパンのチェーン店「PAUL」。
日本でも敷島製パンがライセンスを受けて出店していますが、リールが発祥の地。そしてここがその本店です。
さすがに本店だけあって、雨ながらも行列ができています。
日本にはないマカロンやメレンゲなども並んでますが、野菜と鶏肉を挟んだサンドで簡単に済ませました。

実はどのバスに乗ればいいのか分からなかったのですが、何となくMarquette地区に行きそうなバスを路線図で探して、バスに揺られること30分。Googleマップを眺めながら近そうな停留所で適当に下車します。
さらに住宅地の中を歩くと15分。
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ようやく看板を発見!

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まだ営業運転前ですが、入念に試験走行していました。
というのも、今日(5/31)が今年最初の運行日。

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どうもポイントの調子が悪いようで油を挿しています。
ご覧のように、おじいちゃん達が運転のボランティアスタッフ。

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車庫には他に2台保存されており、両方とも動かせるとのこと。
右の432号が1921年製、左の小さい74号が1920年製でこっちは単車(非ボギー車)との説明でした。
今回乗る車両が一番古い車両で1910年製で、何と御歳105歳!
リールに路面電車が開業したのが1909年なので、開業1年後から走っている車です。

で、客は僕一人。完全な貸切列車でした。
運転室にも入れてくれました。(と言ってもオープンデッキなんで誰でも入れますが)
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2km程度の距離と聞いていたので、のんびり走るんだろうな、と思ってましたが結構かっ飛ばします。
吊り掛けのモーター音もいい感じです。

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生憎の天気でしたが、しっとりと落ち着いた運河沿いの住宅地の中を走る姿も絵になります。

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こんな感じで電車と一緒にジョギングする姿も。
僕もこの辺に住めば、最近サボってるジョギングも嬉々として続けられるんだけどなー、とか(笑)

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最後に流し撮りで、Au revoir!
この画像を帰国後メールで添付して送ったら、とても喜んで貰いました。

こんな住宅地の中で車両だけでなく、車庫、レールそして電気設備まで2kmの距離とはいえ維持費は相当なもの。
それでもボランティアと寄付だけで運営し、住民にも受け入れられて(←直接聞いた訳ではないけど)、あたかも現役路線かのように走る姿に、ヨーロッパの鉄道趣味に対する懐の深さを感じたのでした。

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1日中雨の中、動いた体は冷え切っていました。
リール名物のムール貝の白ワイン蒸しを食べて体を暖めてから、パリに帰ることにしました。

(つづく)


# by feel-railside | 2015-10-03 21:38 | 海外 | Comments(0)