カテゴリ:新幹線( 7 )
北陸新幹線・新風景
写真展後の連休は、長野から北陸へ。そして日本海を辿って新潟から会津に行ってきました。
その中から北陸新幹線の風景を何点か紹介したいと思います。

前から撮ろうと思いつつ、なかなか撮れずにいた場所。
c0211961_22410970.jpg
北陸新幹線・軽井沢〜佐久平

3年くらい前に、紅葉の時期に見つけて以来、絶対に芽吹きの時期も綺麗だろうと思いつつも未訪問でした。
朝の低い光に照らされた、芽吹いたばかりの広葉樹。ほかにもヤマザクラや杉の木立ちもいいアクセントになってくれました。

c0211961_22482475.jpg
北陸新幹線・軽井沢〜佐久平

その後、芽吹いた雑木林にぽっかりと隙間が空いていたので流し撮りもチャレンジしてみました。


その後、長野電鉄、飯山線、大糸線などを撮りながら、日本海に到達。
狙いたかった風景のひとつが、姫川の橋梁を渡る北陸新幹線です。
c0211961_22530175.jpg
北陸新幹線・糸魚川〜黒部宇奈月温泉

一級河川では日本一の透明度を誇る姫川。
「え?どこが日本一って?」
「茶色い濁流じゃない?」
なんて言われそうですが、この濁流はこの季節ならではの風物詩。
標高の高い、北アルプスや越後の山々からの大量の雪解け水を集める姫川。短い距離で、川底をえぐりながら一気に日本海に到達するので、この時期は清流になる余裕がないのです。


最後は、建設中の頃からずっと描いてた風景。
やっと撮ることができました。
c0211961_23033209.jpg
北陸新幹線・糸魚川〜上越妙高

北陸新幹線で一番海に近い場所を走る区間。
青い日本海をバックに走る姿もいいですが、やはり日本海にはサンセットが似合います。
いつもはブルーのラインが印象的なE7/W7系の車両も、この時ばかりは海と空の色に合わせたかのように、オレンジの光を輝かせながら走り抜けていきます。

(おわり)

by feel-railside | 2015-05-08 23:09 | 新幹線
城と鉄道
姫路城が平成の大修理を終えて、今日から一般公開になったということで、そういえば、昨年11月に取材に行った時の手柄山からの姫路城を思い出しました。
もちろん、僕が記録する場合は城も大好きだけど城だけではありません。
c0211961_22365349.jpg
2014年11月 山陽新幹線・姫路〜相生
姫路城の別称「白鷺(しらさぎ)城」ならぬ、「白すぎ城」などと揶揄されていますが、確かに肉眼での見た目はもっと白かった記憶があります。この白すぎる姫路城が拝めるのも3〜4年とか。ピカピカのうちに記録しておきたいですね。

姫路城が日本の一、二位を競う美しさということに異言はありませんが、個人的には姫路城を含めた現存12天守の中では福井県の丸岡城が好きだったりします。
現存天守で鉄道が絡められる場所となると、こちらも自分の得意分野、路面電車で(^ ^;;

c0211961_22434828.jpg
2009年11月 伊予鉄道(松山市内軌道線)城南線・市役所前〜県庁前

ご存知、松山の伊予松山城。実は、この写真、現在進行中の原稿の中で使う予定の写真なのですが、丁度いいタイミングでしたのでフライング気味に出しておきます。
市のど真ん中に山があり、その上に城を築いたので市内どこからでも、そして結構遠くからでも城を眺めることができます。

c0211961_22500496.jpg
2009年11月 土佐電気鐡道・伊野線 高知城前〜県庁前

四国からの現存天守のもう一つは高知から。山内一豊が築いた当時は「河内山城」と呼ばれていましたが、その後高智山城→高智城→高知城と行き着き、現地名のルーツにもなりました。四国にはもう一つ、宇和島城が現存天守の城としてあるんですが、残念ながら鉄道と絡めた写真はありません。

現存天守でもなく殆ど痕跡もない城跡なのですが、いつも新幹線で通る度に妄想してしまうのがここです。
c0211961_23063626.jpg
2007年5月 東海道新幹線・米原〜京都

個人的な大ファンでもある石田三成が築城したものの破却されて、滋賀県彦根市に儚く残る佐和山城趾です。山が台形状に残されているのは、頂上を削って山城を築いていた証です。ご存知の通り、その後三成は西軍を率いて関ヶ原で負けてしまい、この根城も徳川勢力によって徹底的に破却されてしまいました。なお一部は、彦根城の築城に再利用されました。でも実は、こういう「兵どもがゆめのあと」的廃城を訪れたりするほうが好きだったりします。

最後に海外のお城と路面電車から。
c0211961_23161347.jpg
2014年5月 スロバキア・ブラチスラヴァ Bratislavský električka Nový Most〜Tunel
昨年の欧州遠征の時の写真。スロバキアの首都、ブラチスラヴァ城です。城の四隅(画面では三隅しか見えていませんが)に塔がある為、別名「ひっくり返ったテーブル」などと呼ばれているようです。日本の「白鷺城」や「烏城」にようにもっと風雅な別称はないものかと思ったり。
城下を走るかわいいタトラカーが何とも城のカラーリングにマッチしていました。

ということで、日本の城も再建天守も含めれば、結構鉄道と絡めて撮ってたりしています。やはり鉄道も城も好きだと、こういう写真を撮ってしまうんでしょうね。

by feel-railside | 2015-03-27 23:31 | 新幹線
祝 山陽新幹線全線開業40周年
巷ではダイヤ改正を前に、去り行く列車や北陸新幹線の開業などの話題で持ちきりですが、地味に(?)、3/10の今日は山陽新幹線全線開業40周年の日でした。
昭和50(1975)年3月10日に、それまで岡山止まりだった山陽新幹線が、博多まで開業した日なのです。
c0211961_23143325.jpg
徳山〜新山口


40年といえば僕も40歳。地元に伸びてきた新幹線とともに生きてきた訳です。
親から聞いた話では1歳半頃に、小倉で開催されていた恐竜展を見るのに博多〜小倉の1区間乗車したのが、新幹線初体験だったようです。乗った日は興奮して夜になっても殆ど一睡もしなかった等と聞いており、その頃からビョーキが発症していたのかもしれません。実は、朧げながらも自分の中にその記憶がありまして、新幹線の通路とかトイレに入っていた雰囲気が脳裏に残っていたりします。


趣味的に言えば、車両のバラエティに富んでいた路線でした。N700系と0系が共存していた時期もありましたし。
またカメラマン目線としても、東海区間のような定期的な警備もなく、また線路際のツメの甘い箇所も所々にあって(←でも見つけるのが大変でしたが)、新幹線の中では比較的「撮りやすい」路線です。
でも、やっぱり大スター500系の存在が大きかったですね。
c0211961_23214283.jpg
厚狭〜新山口間


あらゆる面で新幹線の歴史をドラスティックに塗り替えた立役者でした。彼に会う為に山陽新幹線に通ったと言っても過言はありません。残念ながら既に「のぞみ」としての役割は終え、今では編成も半分になって細々と各駅停車の「こだま」で走るのみですが、彼の余生もそんなには長くないことでしょう。記録するなら今のうちかもしれません。


山「陽」新幹線と呼ばれながらも、常にドル箱路線である東海道新幹線側の都合に合わさざるを得ない、従「属」的立場でしたが、九州新幹線と繋がった2011年以降は対九州においては主導的な役割で九州と協調関係を築いています。
c0211961_23381425.jpg
徳山〜新山口


この先、山陽新幹線はどう変化していくのでしょう?
「のぞみ」の停まらない中間駅の乗降数減少による「こだま」の運転本線の削減など、マイナスな面が出てきているのも事実です。
ここは、西日本と九州が知恵を絞って、500系のような尖ったワクワクする車両をデビューさせてほしいなあと期待しているんのは僕だけではないでしょう。
(おわり)


by feel-railside | 2015-03-10 23:48 | 新幹線
「新幹線エクスプローラー vol.34」掲載されました
イカロス出版から、本日(1/21)発売の「新幹線エクスプローラー vol.34」誌に、北陸新幹線の特集写真が掲載されました。
昨夏の試験走行から何度か足を運んでいますが、どうしても撮りたかったのが、豪雪地帯を走る北陸ならではの絵。
c0211961_10255718.jpg
抱えている撮影スケジュール、年末進行の出版スケジュール、そして天気図を睨みながらの撮影行でしたが、何とか締め切りまでに撮ることができました。
本来なら下の写真のように編成が綺麗に入る場所なんですが、雪が降り(積もり)すぎて奥の方がよく見えなくなってしまいました。でも、これはこれで雪国らしくて今思えば撮れて良かったと思っています。
c0211961_10303225.jpg
雪の日の撮影は寒さの対策だけでなく、雪道での運転、橇(かんじき)など冬山並みの装備、そして雪からの機材の保護など通常の撮影に比べて比較にならないほど大変ですが、その分狙い通りの写真が撮れた時の悦びもまたひとしおです。
c0211961_10524761.jpg
c0211961_10344459.jpg
c0211961_10350189.jpg




是非書店で手に取って頂けたらと思います。

そして明日からの写真展も宜しくお願いします。
今のところの在廊スケジュールですが
22(木)不在
23(金)〜14:30頃まで
24(土)終日在廊
26(月)〜17:00頃まで
27(火)〜14:00頃まで
28(水)11:30以降〜
となります。
※1/25(日)は休館日、最終日の1/28(水)は15:00までとなりますので、ご注意下さい。


by feel-railside | 2015-01-21 10:57 | 新幹線
behind the scenes of 新幹線EX「雪の関ヶ原」
本日、1/21発売の「新幹線EX」誌。今号も「撮影地探訪」の写真と本文を担当しました。
c0211961_2350396.jpg
今回は雪中撮影、虎の巻。装備や天気図の読み方まで、これを読めば関ヶ原での雪中シーンは完璧!(な筈です、、、汗)

原稿締切と関ヶ原の積雪のタイミングを探っていましたが、結局間に合わず、、、(泣)
本文を先に仕上げて、何とか一部写真差し替えで対応して頂きました。(タイトルは2006年撮影分です、、、恥)

今回はそんな日帰り関ヶ原取材の中から本文からこぼれた写真を紹介します。

編集部の方々、年末進行の中、無理ばかり言って失礼しましたm(_ _)m


それで、ようやく積もったのが年の瀬2013年12月29日。
品川発6:00の始発「のぞみ」に乗り込み米原に向かいました。


まずは米原駅ホームで軽くウォーミングアップ。
c0211961_23332072.jpg
いい感じの着雪具合です。相変わらず「バッテン棒」が邪魔ですが、、、


数年ぶりに横山トンネルにも。
c0211961_233691.jpg
いい具合にスプリンクラーも作動中です。


山の中にもグングン入り込み
c0211961_2339287.jpg
途中遭難しかけながらも、、、


久しぶりにとっておきのポイントに着いたのはいいものの
c0211961_23404495.jpg
何と晴れ来てスプリンクラーは停止(泣)
木々の着雪具合が良かっただけに残念です。


気を取り直して昼食です。
c0211961_23421652.jpg
何か想像とは違うカツカレーうどんが出て「う〜ん、、、」


それでも最後はN700系ならではの電球色の灯りがこぼれる帰省列車を撮れて満足、満足♪
c0211961_2344845.jpg
終わり良ければ全てよし。これにて2013年の取材終了。


最後はお昼のダメージを取り戻すべく豪華近江牛で〆ました。
c0211961_23463585.jpg


↓宜しくお願いしますm(_ _)m
c0211961_23564724.jpg

by feel-railside | 2014-01-21 23:59 | 新幹線
あきたこまちと「こまち」
前回の記事に引き続き、もう一回だけ秋田新幹線「こまち」ネタから。

仙岩峠の紅葉から遡ること1ヶ月半前にも「新幹線エクスプローラー」誌の記事の為、秋田を訪れていました。

この日は朝から雲一つない青空。
撮影もはかどります♪
c0211961_020541.jpg
角館〜大曲(以下全て同区間)


沿線の田んぼも稲刈り真っ只中。
でも、なかなか線路脇での稲刈りって、見つからないんですよね。

そんな中で見つけました。
作業の邪魔にならないように、農家の方に挨拶して、脇から稲刈り風景と新幹線を絡めて撮りたい旨を伝えます。


すると、快諾♪


しかし、なかなかコンバインの向きと列車のタイミングが合いません。
農家の方も出来が気になるようで、デジカメのプレビューを見せると、

「よし、じゃあどこがいい?新幹線来るまで停めておくよ!」


何と撮影にも協力してくれるとのこと!
という訳で撮れた一枚。
c0211961_03058.jpg

もうちょい、コンバインが手前だとバランス良かったんですが、まあこれでヨシとしましょう。


この後も、何枚か撮っていると、ばあちゃんから缶コーヒーに始まり、バナナ、饅頭と次々と持って来て、結局終いにはお弁当まで御馳走になってしまいました(汗、汗)
記念にパシャリ!
c0211961_0342479.jpg

やっぱり東北の方々、親切で温かい。
撮影しながらの地元の方との触れ合い。鉄道撮ってて良かったなあ、と思う瞬間です。


もしかしたら、こういう演出には賛否あるかもしれません。でも、挨拶に始まり自然なコミュニケーションの流れで撮れた写真ですし、こういうことは大事にしたいな、と思います。


最後は御礼と掲載したら送る旨を伝えて、気持ちよく秋田を後にしました。
c0211961_039636.jpg
※掲載誌面を一部編集

で、話は再び先週に戻りまして。
秋田に行く機会が再び訪れたので、事前に連絡して農家さん宅へ掲載誌を直接持参することにしました。
もうあの田んぼもすっかりハゲハゲになり冬支度。

もちろん大変喜んで頂き、掲載誌があの田んぼで収穫した新米の「あきたこまち」10kgに化けてくれました。

(おわり)
c0211961_0501794.jpg

by feel-railside | 2013-11-14 00:53 | 新幹線
錦秋を往くNEW「こまち」
このところ海外ネタが続いたので、ここで一服。
最新撮り下ろしネタから。

E6系の新型「こまち」が今春デビューした頃から、「あー撮りたい」「こー撮りたい」と思い描いてた季節と風景。

願い叶い、ようやく収めることが出来ました。


c0211961_1056269.jpg
田沢湖線・赤渕〜田沢湖(※特記以外は以下同区間)
黄葉の山間を走り抜ける一筋の新幹線。
赤い屋根がヴィヴィッドなE6系は「上からコマチ」が似合います。


c0211961_10593139.jpg
朝4時に出発して東北道をひたすら走り抜いても峠の茶屋に到着したのはお昼前。
残念ながらここからの風景は完全に陰に入りましたが、一部分だけスポット的に光が差し込んでくれていました。


c0211961_1143677.jpg
しかし晴れたのは到着した半日だけ。いつもの晴れ男っぷりはどうしたことでしょう。翌日は雨中戦。気分を変えてしっとりと。


c0211961_1152363.jpg
沿線に馴染んでいたE3系に比べて、この先鋭的なスタイルは果たして、ふるさとの風景に溶け込めるのかと危惧していましたが、まるっきりの杞憂でした。


c0211961_118418.jpg
川のせせらぎに音が掻き消されて、ここの飛び出しは相変わらずの難易度高し、です。折角の先頭部に枝を突き刺してしまいましたorz


c0211961_11102653.jpg
奥羽本線・四ツ小屋〜秋田
粘っても粘っても晴れてくれません。夜になっても往生際悪くイメージ撮り。


c0211961_11125039.jpg
秋田と言えば「ババヘラアイス」。晴れ男運担ぎにここは一つ頂きましょう。


c0211961_11135932.jpg
田沢湖線・小岩井〜雫石
「ババヘラアイス」効果か、ラストの小岩井農場付近でようやく太陽が顔を出してくれました。

おわり
by feel-railside | 2013-11-07 11:17 | 新幹線