カテゴリ:鉄道と四季( 7 )
しっとり四国
この春の桜撮影は四国でスタートしました。
しかし、天気は雨、雨、雨。
1週間ほど滞在しましたが、晴れたのは2日でしたが、それも午前中だけでしたから、実質0.5×2=1日。
7打数1安打、.143と散々な打率。湿っぽい写真の量産になりましたが、その中から何枚かチョイスしてみました。
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JR予讃線・伊予大洲〜西大洲

大洲は盆地地形で霧の発生しやすいところ。運が良ければ「肱川あらし」と呼ばれる川霧も発生するのですが、この日の朝は気温も高め。霧は山の上のほうだけで留まりました。
それでも水墨画のような風景の中を撮れて、朝4時に早起きした甲斐がちょっとは報われたかな?

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JR予讃線・伊予上灘〜下灘

この撮影行で唯一といっていい会心ショット。
この後、狙いの「伊予灘ものがたり」号を狙いに場所移動するのですが、何やら南からはもくもくと雲が押し寄せてきます。

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JR予讃線・下灘〜串

本来なら、もうちょとカメラを左上に振って、青い伊予灘と桜を入れて撮る予定でしたが、空は真っ白け(*_*)
仕方なく海はカットして、桜と列車メインの写真になってしまいました。

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JR予讃線・下灘〜串

どうせ曇ってるんで、反対向きのショットを。
急曲線と軒先を掠めるように走る海線らしい雰囲気が撮れました。

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JR予土線・西ケ方〜真土

海も灰色になってきたので、山に分け入り予土線へ。大好きな「新幹線ホビートレイン」を狙うことにしました。
予土線といえば、清流・四万十川を絡めた写真が多いのですが、愛媛県内の里山の中を走る雰囲気もオツなものです。

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JR予土線・北宇和島〜務田(2014年4月撮影分)

北宇和島から務田にかけては峠道で連続25パーミリの勾配を、自転車並の「新幹線らしからぬ」スピードで走る区間です。2年前のデビュー時にも一度この区間で撮ったのですが、ほかにも撮影場所がないか、みかん山を行ったり来たりしながらロケハンです。

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JR予土線・北宇和島〜務田

ちょっと線路際の木々がうるさいですが、桜の中をゆく新幹線を捉えることができました。
桜もいいですが、それよりも新緑が似合う場所のようです。

雨に祟られて、あまりストックにできる写真は撮れませんでした。
それでも色々とロケハンするうちに新緑や夏に撮りたい場所を沢山見つけることができ、それなりに有意義な撮影行となりました。
今回は愛媛県内だけの写真の紹介となりましたが、また他の3県の写真も機会があればこのブログでお見せできたらと思います。

by feel-railside | 2016-04-14 06:56 | 鉄道と四季
2015 桜と鉄道(地元篇)
今日からの雨で東京の桜は、ほぼ散ってしまいそうですね。
今年は開花の発表から気温がグングン上がった為一気に満開になってしまい、そして満開となったかと思うと雨模様で、例年以上に撮りづらい東京の桜でした。


そんな中から、前日で撮影がキャンセルになった(泣)日がたまたま晴れたので1日フルに使って「桜×鉄」をしてきました。


まずは朝の散歩がてらに、チャリンコを漕いで飛鳥山へと思いましたが、王子の北区役所前から石神井川にかかる音無橋の脇の桜が逆光に浮かび上がって綺麗だったので、陽陰を強調すべく、敢えて電車は陰の時間帯で撮ってみました。

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都営荒川線・飛鳥山〜王子駅前


そして、そのまま埼京線のほうを目指して、小高い丘の上の祠から。
線路の手前に鬱蒼と茂る林も、今なら流し撮りで何とか「消せ」そう。既に新芽も出始めていたので、桜、新芽、そして背後にちょこっと赤芽のコラボレーションで1枚。
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埼京線(赤羽線)・赤羽〜十条


折角なので新幹線も、と思い山田孝之主演のドキュメンタリードラマ「東京都北区赤羽」でも有名になったビルの屋上にある作徳稲荷から赤羽台の団地の桜をバックにパシャリ。
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東北新幹線・上野〜大宮
やはり防音壁に邪魔されますが、自由に入れるビルからはこれで精一杯かな、という感じです。


その後は、知り合いのFacebookで高井戸の綺麗な桜の写真が上がっていたので、久しぶりに井の頭線へ。
井の頭線での撮影は5年前に終焉迫る3000系を撮って以来でした。
やはり狙うならレインボー編成ということで1発目は陰ってアウトでしたが、もう1往復粘って何とか2発目でモノにしました。
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京王井の頭線・高井戸〜浜田山


でもやっぱり、僕には短い編成の車両のほうが性に合っているようで、世田谷線に転線しました。
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東急世田谷線・松原〜山下
こちらも玉電カラーを狙ってマンションの脇に咲く一本桜を狙って。もう少し引きつけて撮りたかったのですが、架線柱が顔面にかかりアウト。上っ側が空でスカスカになったのでちょっとトリミングしました。


〆は写真仲間の集まる飛鳥山へ戻って、各自缶ビールにお惣菜を持ち寄り、日が暮れるまで束の間の鉄談義&花見。
そしてブルーモーメントを狙って飛鳥山の夜桜を撮って解散となりました。
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都電荒川線・飛鳥山〜王子駅前


再来週あたりに東北に行こうと思っていましたが、あちらも何やら急ピッチに咲いているようですし、スケジュールの練り直し必至です(汗)

(おわり)

by feel-railside | 2015-04-05 13:27 | 鉄道と四季
呉線暮情
先週末の連休を挟んだ5日間、姫路〜岡山~広島~山口と取材でした。
レンタカーの走行距離はなんと1200km。これなら東京から実家の久留米まで帰れますね。
取材の撮影とは別に、朝夕の合間を見つけて気になっていた場所、思い出の場所に立ち寄ってみました。
呉線もその一つ。確か2007年に「瀬戸内マリンビュー」号のデビューを撮って以来なんで、7年ぶりの訪問です。
Facebookのほうではアップ済ですが、狙っていたのがこの写真。

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呉線・忠海~安芸幸崎 ※以下全て同区間

この時期の太陽はギリギリ海側の島影に沈むんで、あとは雲にさえ遮られなければ、という感じです。この辺りは呉線の中でも列車本数の設定が少なく、太陽と上手く絡められるのは後追いの1本だけでしたが、何とか沈む夕陽と一緒に撮ることができました。

まず最初にここを訪れたのがもう16時過ぎ。まずは忠海の町を見下ろす黒滝山の登山口からの撮影でした。

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はるか後方には「しまなみ海道」の多々羅大橋を眺めることが出来ます。この日は残念ながら霞み気味でしたが、空気の澄んだ日なら、建設当時は世界最長を誇った斜張橋をクリアに眺めることができます。


翌朝、港の朝の雰囲気を撮りたくて朝6時に再び黒滝山に来ましたが、まだ辺りは真っ暗です。東京より30分ほど日の出が遅いことを忘れてました(^ ^;;
ようやく東の空が焼けてきた頃、小船の出航とタイミングよく列車が通過してくれました。
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今度は港に降りてみることにしましょう。
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忠海港からは芸予諸島に浮かぶ大久野島、大三島へのフェリーが出航しています。大久野島と言えば、戦時中は旧日本軍の毒ガス工場があった不幸な歴史を持つ島。その遺構は今でも残り、平和学習の場として、また休暇村や海水浴場のあるリゾート地として多くの観光客が訪れています。いつかまた、仕事抜きで芸予諸島の島巡りでもしたいものです。

フェリーの待合所にはマスコットのワンちゃんがいました。
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飼い主の方に伺うと、なんと保健所で処分する前に引き取ってきた犬とのこと。やはりしばらくは人間不信なのか、極端に臆病でなかなか懐かなかったとのこと。今でこそようやく飼い主や毎日会う近所の人には愛想を振りまくものの、初めて会う観光客には今でもビクビクしているそうです。既に10歳を超えているとのことですが、いつまでも港の癒しのマスコットとして長生きしてほしいですね。
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先ほど俯瞰した鉄橋を下から。
今なお現役103系電車がMT55のモーター音をガーター橋に轟かせながら、やってきました。巷では末期色(真っ黄色)などと揶揄されるこのカラーリングですが、海辺の風景にはよく映えると思います。

そういえば、夕陽を撮った日は新月。
星空と列車の光跡でこんな写真も撮って遊んでみました。
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by feel-railside | 2014-11-29 22:18 | 鉄道と四季
秋晴れの三陸鉄道
すっかりブログの更新も滞ってしまいました。
ハンガリー篇も続きを書かねばと思いつつ、今回は手始めに週末に訪れた三鉄(三陸鉄道)の撮影から。3連休に運良く(というべきか、運悪く?)、岩手の撮影が入り、天気も良さそうだったので三鉄の南リアス線にちょっと足を延ばしてみました。
4月の全線開通後2度ほど訪れたのですが、毎度雨にたたられていて今回が三度目の正直。

気温3℃という極寒の中、朝日に輝く海バックの撮影地を朝露に濡れた茂みの中をビショビショになりながら、掻き分け登ります。しかしやっぱりタイムアウト。真横のアングルが見つけられず、車両の抜けがイマイチでした、、、
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2014/10/12 三陸鉄道・南リアス線 恋し浜〜甫嶺

一旦民宿に戻って朝ご飯。
「いい秋刀魚入ったけど、食べる?」と聞かれ、もちろん。朝からパワー満点です。
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部屋からはトレインビューが出来たりと楽しい民宿でした。
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おっと、おじちゃん、失礼!(汗)
ちょうど海の臨める高台に位置しており、列車もここで一時停止のサービスです。
折角なので部屋のベランダから海を眺める乗客をシルエットで狙ってみました。
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2014/10/12 三陸鉄道・南リアス線 吉浜〜唐丹

午後からは順光になるので、再び山に斜面を掻き分けて登って、お決まりの一枚。
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2014/10/12 三陸鉄道・南リアス線 吉浜〜唐丹
津波被害で沿線風景が激変するなか、ここだけは、以前と変わらぬ風景が残されていました。

※次回からは中欧鉄道紀行に戻りますので宜しくお願いします。


by feel-railside | 2014-10-16 11:41 | 鉄道と四季
復旧と復興の谷間で
三陸鉄道の全線復旧から2週間。
ようやく訪問することが出来ました。

もう東京は完全に葉桜になってしまいましたが、時速320kmで北に向かう「はやぶさ」の車窓は目まぐるしく春を逆再生。宮古ではちょうど桜が満開になっていました。
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三陸鉄道・北リアス線 山口団地〜一の渡

しかし春爛漫の雰囲気とは裏腹に、沿線の復興はいまだ地道な努力が続いています。
特に、復旧に最後まで時間を要した田野畑村界隈の沿線は、ようやく緒に就いたばかりといった状況でした。
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三陸鉄道・北リアス線 島越〜田野畑

「あまちゃん」の畑野駅のロケ地となった田野畑駅。
俯瞰出来る場所はないかと、急坂を息を切らしながら高台に登り探していると
「うちからどうぞ」
と嬉しい言葉をかけて頂きました。(※ブログ掲載了解済み)
「うちもあの辺に住んでいたんだけどね」と海岸部を指さし、「うちを含めて結局みんな上(高台)にあがってきた。三鉄開通したのはいいけど、海沿いも人はどんどんいなくなってるしね〜。」

高台での宅地造成とともに、高速道路に準じた三陸沿岸道も今、復興道路として優先して整備が進められています。三陸特有のリアス・隆起の地勢上、蛇行する国道に較べて、三鉄のアドバンテージでもある真っ直ぐトンネルで貫く速達性も沿岸道の整備で大きく揺らいでいます。そして、ただでさえ過疎化の進む沿線で、三鉄が結ぶ沿岸部から高台への移転。

実際に見て、聞いて、改めて色々と考えさせられる訪問でした。
by feel-railside | 2014-04-23 00:23 | 鉄道と四季
浅間山と烏帽子岳
今日は別所温泉で撮影でした。
そのゆきとかえりに気になる場所をチェック。

まずは北陸新幹線から。
高崎市内の桜も散り始めていましたが、浅間山にはまだまだたっぷり雪です。
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北陸新幹線・高崎〜安中榛名
今朝はかなり冷え込んだせいか、4月にしてはクリアな空でした。

山を越えて信州・上田へ。
こちら側からは浅間山はあまり見えませんがその連山の烏帽子岳をバックに。桜はまだ蕾でした。
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上田交通別所線・中野〜舞田

電車は近代化されたものの駅の佇まいは昔のまま。
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上田交通別所線・中塩田駅
750V時代の古い電車に思いを馳せながら、春浅い塩田平をあとにしました。
by feel-railside | 2014-04-11 22:52 | 鉄道と四季
2014 鉄と桜の風景・チャリ巡り
年明け1本目の投稿以降、ずいぶん放置してしまいました、、、
鉄以外の撮影でバタバタしており、気付けば東京の桜も開花⇒一瞬で満開、という具合で。

何とか半日時間(というか実働2時間)を作り、自宅から半径チャリンコ15分圏内(汗)で今年の東京の桜を記録してきました。
今日の雨でだいぶ散ってしまうんでしょうか、、、

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言わずとしれた飛鳥山の歩道橋から。都電を狙う撮影者も年々増えているようです。20分の滞在時間で上手い具合に幸せの黄色い8800形が来てくれました♪
(都電荒川線・飛鳥山〜王子駅前)

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3月のダイヤ改正で運行廃止となったJR貨物の北王子線。主のいない北王子貨物駅です。
最後のほうはもの凄いフィーバーだったようで。僕は、勿論行きません。というか、全くもって行く余裕がありませんでした。桜の季節を待たずして廃止、ということで、飛鳥山に行く途中に立ち寄りました。何やら関係者がスイッチャーを撮ったりしています。彼らも、近いうちに廃車される運命なのでしょうか?
(JR貨物・北王子線 北王子貨物駅)
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そして、最後はいつものランニングコースの桜並木。荒川と新河岸川に挟まれた堤防には見事な桜並木が続きます。普段は何てことない京浜東北線ですが、この季節だけは別格かな?
(京浜東北線・赤羽〜川口)

以上、本当に駆け足で廻った2014東京の桜でした from 遠征先から(帰京したら葉桜なんだろうな、、、きっと)
by feel-railside | 2014-04-02 22:38 | 鉄道と四季