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2014 欧州紀行【3】フランクフルト Frankfurt am Main その2 ⇒ミュンヘン München
無事、モバイルも開通できたことだし、お昼も満足したところで、撮影再スタートです。
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Weser-/Münchener Straße 〜 Willy-Brandt-Platz
フランクフルトといえば、ヨーロッパの金融の中心地。欧州中央銀行の本店はフランクフルトにあります。大きな€(ユーロ)マークは、フランクフルトのシンボルです。


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Willy-Brandt-Platz 〜 Römer/Paulskirche
フランクフルトのトラムでは定番の撮影地。旧市街の古い町並みと絡められるのはここくらい。レーマー広場、ゲーテハウスなどの観光地にも近く、昼夜問わず観光客で賑わっています。



電車に乗ってちょっと郊外に出掛けてみましょう。
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Niederader Land Straße
フランクフルトは都会の割にはコンパクトな街です。市の中央部を東西に流れるマイン川が商業地(北側)と住宅地(南側)を明瞭に分けていることも大きいでしょう。中心部から僅か電車で15分ほどのこの場所も、落ち着いた町並みが広がっています。
また、河畔や橋は市民の憩いの場となっており、カメラを持っていると「撮ってくれないか」とよく声を掛けられました。
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フランクフルトはまた、世界最大の見本市会場(メッセ)があることで有名で、メッセ開催中はホテルの値段も跳ね上がり、旅行者泣かせの街でもあります。
そんなメッセ近くは美しい緑道軌道になっていました。
近くの公園の緑地がそのまま軌道まで続いていて、何の柵もなく平然と電車が行き交っています。
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Hohenstaufen Straße 〜 Festhalle/Messe


電車の来ない隙を狙ってウサギの親子がエサを探しているようです。
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と、西から真っ黒い雲が現れました。嵐の予感。
今夜は21時前のICEでミュンヘンに移動するので、撮影はこのへんで打ち切り、早めに食事にしましょう。
今夜乗るICEは路線の工事に伴い、中央駅(Hauptbahnhof)ではなく南駅(Südbahnhof)からの発車。
南駅はリンゴ酒の酒場の多いザクセンハウゼン地区にあるので、ちょうどいい塩梅です。
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ドイツの名物料理、シュヴァイネハクセ(豚スネ肉のロースト)。付け合わせはザウアークラウト。ちょっと分かり辛いですが、奥のグラスに注がれているのがリンゴ酒(アップルワイン)です。
アップルワインは前も飲んだ事あるので、想像できる味ですが、そんなに美味しいもんじゃないです。一杯飲めば、まあいいかというレベルです。やっぱりビールが美味しいですね。
期待のシュヴァイネハクセですが、見た目より中の肉がパサパサしていてイマイチ。ちょっとローストし過ぎみたいで、残念でした。


これから、
フランクフルト南駅20:54発 ICE821列車 ミュンヘン中央駅0:13着
の列車に乗ります。
何でこんな遅い列車にしたかというとズバリ、激安チケットだったからです。
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通常運賃だと€109(約15000円)するんですが、この切符は何と€29(約4000円)。1/3以下の価格です。
ドイツ鉄道(DB)では、航空券と同じくネットで事前購入すれば2〜3割近く割り引く「早割」運賃があるのですが、更に時間帯的に空いてる列車(飛行機が早朝深夜便は安いのと同じように)は破格値で売り出されたりします。

フランクフルト〜ミュンヘン間は東京〜京都間に相当する距離。いわば「のぞみ」が事前割引で4000円で乗れるようなもんです。日本の鉄道も、もうちょっと弾力的な運賃設定してくれればいいのですが…。


しかし、乗車して程なくして急速にスピードダウン。ノロノロ運転が続き、途中のヴェルツブルク駅でついに抑止。するとDBより不吉なメールが、、、
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WEB予約した乗客には、当該列車が遅れそうな時は律儀にこんなメールを送ってくるようです。
なんともドイツらしいです。
どうも先ほどフランクフルトを襲った嵐の雲を追っかけてるようで、大幅な遅れが見込まれるとのこと。

この後車掌が特急運賃分の一部払い戻し(特急料金の25%相当額)申請の用紙を配布して廻りますが、僕の場合は
「ドイツに知り合いか家族はいるか?」
「ドイツに銀行口座はあるか?(←ないに決まってるだろw)」
など訊かれたので全てNoと答えると
「残念。でもBistro(ビュッフェ)に行けば、ビールを2本サービスしてくれるわよ。」
と教えてくれました。
列車が遅延するとビールのサービスがあるなんて何て素敵な国なんでしょう!
もう払い戻しなんてどうでもいいです。この運賃なら25%貰えたところでたかが知れてます。
ビール2本貰えるだけで十分です♪

結局予定より1時間15分の遅れで、1:30過ぎにミュンヘンに着きました。↓は車内のモニター画面。
お疲れさまでした、、、Zzzz
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(つづく)


by feel-railside | 2014-06-21 00:13 | 海外
2014 欧州紀行【2】フランクフルト Frankfurt am Main 〜その1
■2日目 5/22 木曜日

今日は一日、フランクフルト市内で撮影です。
中央駅で一日乗車券を買って、とりあえず最初に来た電車に飛び乗り、フランクフルト南駅(Bahnhof Frankfurt(Main) Süd)に向かい、朝の光景を写真に収めます。
ここはUバーン(地下鉄)やSバーン(日本でいう近郊列車)の起点でもあり、乗り換え客などで朝ラッシュの時間帯はそこそこ混雑します。日本ほどではありませんが。

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路面電車の停留所に今度はバスがやってきました。

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2点ともBahnhof Frankfurt(Main) Süd

ヨーロッパではよく見る光景で、別に誤進入した訳ではありません。
こちらではバスも路面電車も同じ。たまたまレールの上を走るか、道路の上を走るかの違いだけで、勿論運賃設定も一緒です。ついでに言うと、Uバーンや、ドイツ鉄道が運営するSバーンも共通運賃です。
日本のようにバスから地下鉄、路面電車からバスに乗り換える際にその都度、乗車券を買ったり、整理券を取ったりする必要もなく、また有効時間内であれば何度乗り換えしようが一枚の切符だけで済みます。
このようにシームレス化した運賃制を敷いているのがヨーロッパの都市交通の特徴で、旅行者にも分かり易く、この点では日本はまだまだ遅れていると言っていいかもしれません。

ちなみに↓がこの日利用した一日乗車券。空港まで有効な切符なので若干高めの€8.50(約1150円)ですが、市内のみなら€6.50(約850円)です。
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なお、フランクフルトの一日乗車券は、他のヨーロッパの都市で多く採用されている24時間制ではなく、日本と同様の当日限り有効なので注意が必要です。


ひととおり撮影した後、Uバーンでフランクフルトのショッピング街、ハウプトヴァッへ(Hauptwache)に向かいます。
ここで、日本から持参したモバイルルーターに挿すプリペイドSIMを購入する為、携帯ショップ探しです。
日本のdocomoで契約したiPhoneはSIMロックがかかっているし、海外パケット定額にしても日額2980円は高過ぎ。海外旅行用のレンタルルーターなら日額1200円程度で済みますが、データ量の制限(一度の渡航で1GBまで。他に一日の上限もあり)もあるんでパス。結局docomoのモバイルルーターを予めdocomoショップでSIMフリー化して貰い、それを海外で使ってみることにしました。

まずは最大手のドイツテレコム(日本でいうNTT的存在)の運営するT-mobileへ。しかし「取り扱ってない」と、にべもなく断わられます。英語の拙い旅行者相手が面倒臭い、雰囲気ありあり。もっと上手く英語を話せたらいいんですが(ドイツ語が出来れば言うことナシなんですが…)、海外に行くといつもの事なんですが、最初のうちはこちらの緊張もあってなかなかコミュニケーションが取れません。(なぜか日数が経つに従って変な度胸がついて会話も成り立って行くから不思議。)
で、替わりに斜め向かいのVodafoneを薦めらました。ただし、こちらは総額で€45もすると言われ数日滞在するには高過ぎ。「旅行者向けのもっと安いのはないか?」と聞いても、「ない」とのこと。ここも売る気ナシとみて早々と退散。
そして最後の頼みの綱、O2というイギリス資本の携帯ショップにダメもとで行ってみると、
「日本人か?」
と聞かれ、そうだと言うと、持ってるカメラで何を撮るのか?など興味津々。それで、かくかくしがじかの事情でSIMカードを買いたいと伝えると、「君にベストマッチなものがある」と言われ、€9.90のSIMカードを出してくれました。
「これに€15チャージすれば、1ヶ月間5GBまで使える」と言われ、さすがに4〜5日の滞在(ドイツのみ)で5GBも要らないだろうとも思いましたが、ショップを廻り回りして疲れたので、向こうの薦めどおり計€24.90(約3400円)で購入しました。
購入に際しては、パスポートの提示と滞在するホテルのアドレスが必要でした。また通常は自分でやらなければならない、開通作業とアクティベーションもショップのお兄さんがやってくれました。
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何とか開通しました♪
下り7.2Mbpsということでそこそこの早さです。これでGoogleマップやストリートビュー、ホテルの予約やレストランの情報入手など使い放題です。
たかだかSIMカード購入するのに時間がかかってしまい気がつけばお昼時。喉が乾いてしまいました。レーメ広場近くのオープンテラスで早速ビールを頂くことにしました。
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(つづく)


by feel-railside | 2014-06-16 16:55 | 海外
2014 欧州紀行【1】出国編
長いこと更新を放ったらかしにしてしまいました。
実は、少しの間、ヨーロッパの取材旅行に出掛けていまして。
成田からフランクフルトに入ってドイツ、ハンガリー、スロバキア、オーストリアの計4カ国7都市の訪問でした。(以下大まかなルート)
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ということで、しばらくは欧州の鉄道事情(主に路面電車、LRTとプラスαで飲み食い歩き&モバイル事情)の報告をしたいと思います。

「あれ?1年半前の訪問記、途中じゃなかったっけ?」
「………汗」

まあ「記憶は熱いうちに打て」といいますし(小声)、取り敢えずソレはまたネタが尽きた時にでも、ということで。

■1日目 5/21 水曜日
まずは成田第二ターミナル。
しばらくは日本のビールとはお別れということで、これから乗るヒコーキを眺めながら、しみじみとヱビスです。
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と思ったら機内で、早速ヱビスを頼んでます(汗)
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欧州旅行で時差ボケしない為の機内での鉄則

「行きは寝ない、帰りは思いっきし寝る」
の実践の為
「アナと雪の女王」を見たり、グッピーラムネを食べたりしながら何とか踏ん張ります。
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が、2本目の「かもめ食堂」を見終わった時点で、まだあと6時間。
読書すると眠たくなるので、有料ですがネットに繋いでみます。
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が、フライト時間の後半1/4は全く繋がりません。KGBの妨害電波の仕業かもしれませんが、CAさんに聞いても真相は不明でした。
そうこうしているうちになんとか到着。
Willkommen zu Frankfurt!
とあるかと思えば思いっきり英語でした。
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折角ドイツに来たというのに、機内で日本のビールばかり飲んでお腹いっぱいになってしまいました。
なのでホステルの1Fにある、ちょっと猥雑なバーのお兄さんにカクテルを作って貰いました。
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だいぶ酒も廻ったので一旦部屋に戻り、今日は軽く夜のフランクフルト中央駅(Frankfurt am Main Hauptbahnhof)廻りをスナップ。22時前でようやくこの空の色です。
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今年で開業125周年を迎えるフランクフルト中央駅。前回訪問時はカバーに覆われていましたが、ようやく(といっても、まだ細かい工事は残っているようでしたが)綺麗にライトアップした姿を拝む事が出来ました。
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駅前を行き交う路面電車と絡めて。
駅をブラブラしていると感じのいい赤帽さんがいらっしゃったので声をかけてパチリ。
後日、Mailで画像を送ったら喜んでくれました。※Mailの内容はドイツ語で殆ど分かりませんが「!」がいっぱいだったのでそうと推測
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現地時間で23時(日本時間だと徹夜して6時を廻ったころ)、フラフラになりながらホステルに戻り就寝です。
(1日目おわり)

by feel-railside | 2014-06-11 00:29 | 海外