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2016 フランス撮影紀行【その3】
ちょっと間が空いてしまいましたが、フランス紀行のつづきです。
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【フランス2日目・2016年6月10日】

フランス到着翌日の朝。
ルーアンのホテルで綺麗な朝焼けを迎えました。

「おー! この朝焼けで列車を撮るぞー」と、朝食前に朝練することにしました。

車を北に走らせること40分。目指すはルーアン郊外のミルヴィルの煉瓦橋
1年前に列車に乗って通った時に、チェックしていた場所でした。
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しかし、到着すると見事なドン曇りです、、、(泣
気を取り直して撮影開始です。

煉瓦橋と地平路線がクロスする近くに駐車スペースがあったんで、ここにBクラス君を停めます。

2時間ほど粘って、なんとか1枚だけ、日が差した瞬間に撮れました。
あと1時間早く出ていれば、あのホテルで見たような感動的な朝焼けのカットが撮れたかもしれませんが、アフター・フェスティバル。あとの祭り。フランス語で言えばアプレ・フェスティバル?!
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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

気を取り直して、ホテルで朝食です。
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と、いきなりの日本食。
実は最近海外に行く時は、賞味期限が迫った非常食を持参するのがデフォになってます。
これなら、海外でも簡単に作れるし、海外なので日本で食べるより多少有り難く食べれます?

朝食後、再びミルヴィルに向かいます。

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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

橋の廻りは牧草地ですが、このように綺麗に芝生が整備されたサッカー公園がありました。
煉瓦橋をゆく列車を眺めながらサッカーが楽しめるなんて幸せです。
僕も、この近くに生まれていれば、少しは上達したかな、とか。

休日にもなれば、ボールを蹴って遊ぶ子供達と絡めて撮れたことでしょう。
残念ながら今日は平日。

しかし、橋が巨大すぎます。
近づきすぎると列車が見えにくくなるし、遠くからだと意外と障害物が多くて見通せません。

そうこうしているうちに、早くもお昼です。
腹が減っては戦はできぬ。

近くの小さなコミューンに美味しそうなパン屋さんを見つけました。
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チーズとトマトがたくさん盛られたパンと、キッシュ・ロレーヌをいただくことにします。
田舎のパン屋さんなんで物価の高いフランスにしては安めで、ジュース込みで5ユーロ(約600円)ほどでした。

温めてほしかったのですが、何と行っていいのか分からず。
その時、大学の第二外国語でフランス語やってた時の一文が頭を過ぎりました。

"Il fait très chaud aujourd'hui."(今日はとても暑いですね。)

そうだ、hotはchaudだ!
ということで

"Chaud, S'il vous plaît!"(温め、お願いします!)

と適当に言ってみたら、通じました。
大学の第二外国語もたまには役立つものです。

1つ、1つ、アルミ箔に包んで温めてくれました。
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再び、このサッカー公園に戻って頂くことにしました。
周辺に民家はちらほらあるものの、たまに車が通る程度でほとんど人をみかけません。
フランスが日本の1/3の人口密度というのも頷けます。

午前中のロケハンで何とか、橋を見渡せる場所を探し当てました。

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2016.6.10 SNCF Ligne de Paris-Saint-Lazare au Havre (Viaduc de Mirville)

狙いは、引退迫るフランス国鉄のゲンコツ機関車ことBB15000型のTEE色(日本で例えれば国鉄色)だったのですが、来る機関車どれもMultiService色という更新色でして、以前よりも確実に棲息数を減らしているようでした。
ストの影響で列車本数が減っていたのも痛手だったかも。

次の移動までもうちょっと粘ろうと思っていた矢先、
さっきから不穏な動きをしていた牧牛たちが僕に向かって突進開始してきました。
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「あっち行け!」
と言っても全く通じません。
そうか、フランスの牛はフランス語で叫ばなきゃ、ということでGoogle先生の助けを借ります。

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「ラバ、イルヴァ!」
「ラバ、イルヴァ!」
全く効果なし。ぐんぐん近づいてきます。

金網、乗り越えてきたらどうしよう?
こんなところで、「牛にやられました!」なんて病院に駆け込みたくないなぁ。
なんて本気で考えていたら、金網の手前でピタリと止まってくれました。

恐らく、通じた(?)ようです。

今日は、パン屋さんでも、ノルマンディーの牛さんたちともフランス語でコミュニケートできた、よい日でした。

空の雲も徐々に厚みを増してきたので、そろそろ明日の撮影地に向けて移動することにしましょう。

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これから300km近い長い道のりの運転です。

途中のル・アーブルでは、島根のべた踏み坂真っ青の橋を渡ります。
ここはセーヌ川の河口で大型船の航行の邪魔にならないように、こんな橋をこしらえたようです。
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iphoneで撮ったので望遠圧縮効果がなく、いまいち分かりにくですが、凄い坂道でした。

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今回のレンタカーはクルーズコントロールがつき。
長距離のドライブもストレスなく運転できました。
(つづく)

by feel-railside | 2016-08-05 11:52 | 海外